2007/11/6 火曜日

前脚が退化しているように見える蝶

カテゴリー: 蝶に関するメモ — ooichimonji @ 23:40:49

タテハチョウ科の蝶の写真を見ると、前脚が退化したかのように見えます。

例えば、次のような写真です。

ヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ

ウラギンヒョウモン

ウラギンヒョウモン

次の写真を見ると、前脚がちらりと見えます。

クロヒカゲ

クロヒカゲ

タテハチョウ科の蝶の前脚について、『蝶の生態と観察』(参考文献1)には、次のように記述されています。

蝶の3対の肢のうち、前肢はとくに味覚器官として働き、タテハチョウ、マダラチョウ、ジャノメチョウの各科およびそれらの近縁の科に属するものでは、爪と節の一部とを失って、専門の味覚器官と化している。

(「ふ節」は、原文では、漢字です。)

前脚は必要がなくて、退化したのかなと思っていましたが、味覚器官として働いているようです。

参考文献
  1. 福田 晴夫、高橋 真弓(1988) 『蝶の生態と観察』 築地書館

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