前脚が退化しているように見える蝶
タテハチョウ科の蝶の写真を見ると、前脚が退化したかのように見えます。
例えば、次のような写真です。
次の写真を見ると、前脚がちらりと見えます。
タテハチョウ科の蝶の前脚について、『蝶の生態と観察』(参考文献1)には、次のように記述されています。
蝶の3対の肢のうち、前肢はとくに味覚器官として働き、タテハチョウ、マダラチョウ、ジャノメチョウの各科およびそれらの近縁の科に属するものでは、爪とふ節の一部とを失って、専門の味覚器官と化している。
(「ふ節」は、原文では、漢字です。)
前脚は必要がなくて、退化したのかなと思っていましたが、味覚器官として働いているようです。
参考文献
- 福田 晴夫、高橋 真弓(1988) 『蝶の生態と観察』 築地書館
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