幹を伝うアカボシゴマダラの幼虫
アカボシゴマダラの幼虫がエノキの幼木の幹を伝っていました。
最初、その幼虫は葉を食べていました。
その後、枝から幹に行き、根元に向かいました。
のそのそとゆっくりと動くのではなく、するすると素早く幹を伝っていきます(写真1)。
根元近くに到着すると、頭部を持ち上げました(写真2)。
周囲の様子を見ようとしているようです。
頭部を持ち上げたまま、幹にくっついている部分を支点にして、頭部が弧を描くように体をゆっくりと振りました(写真3)。
こちらを向いています。
そして、反転して、幹を登りました。
ある程度登って、また幹を下りだしました。
今日見つけたほとんどの幼虫は、葉の表で静止していましたので、それと比較して、写真の幼虫は活発です。
また、写真の幼虫は体が大きめです。
しかも、尾端の1対の突起が分かれているのを見ると、2齢幼虫に見えます。
日当たりの悪い場所の幼木には、尾端の1対の突起が分かれていない幼虫(3齢?)がいました。
それらの幼虫は、写真の幼虫の半分の大きさもありません。
近所(都内)にいるアカボシゴマダラの幼虫は、大きさに個体差があるように思います。
エノキの葉の養分の違いがあるかもしれません。
暖かな日が多かった時期に孵化した幼虫と、涼しい日が続くようになってから孵化した幼虫との違いのような気温の影響もあるのかも
。
参考文献
- 手代木 求(1990) 『日本産蝶類幼虫・成虫図鑑Ⅰ』 東海大学出版会
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