蝶の観察記録: ツマグロヒョウモンに追いかけられたクロコノマチョウ

東京都 西部(野川), 2008年11月13日

東京都西部、野川沿いの散歩途中で見た蝶の観察記録(2008/11/13)です。

クロコノマチョウがツマグロヒョウモン(雄)に追いかけられて、飛んでいました。
それを見た場所は、11月7日にクロコノマチョウを見た林縁の近くです。
クロコノマチョウは定着していて、わりと簡単に見ることができるのかな。

天候: 快晴
風: 軽風
気温:18℃ (12時頃)、18℃ (15時頃)(livedoor 天気情報)
時間:11時30分から14時30分

12:13
種名 ベニシジミ
天気 快晴 軽風 気温  
鮮度   個体数 2 環境備考  
観察事項 産卵

1頭のベニシジミが、別のベニシジミを追いかけて、飛んでいた。
2頭のベニシジミが地面に着地した。
地面の上でも、一方が他方を追いかけている。
追いかけられている1頭が止まり、後翅を振るわせた。
追いかけているベニシジミが雄で、後翅を振るわせた、追いかけられていたベニシジミが雌だろう。
後翅の振るわせは交尾拒否の意味だと思う。

再び、雌が歩き出すと、雄がその後を追って、歩き出す。
雌が、草の間の歩きにくそうな場所で、歩く速度が遅くなると、雄が腹部を曲げて、雌に迫る。
しかし、交尾は成立しない。

しばらくして、雌が、草の間に潜り込むと、雄は、草の間から抜け出し、飛び去った。

雌は、歩きつづけ、草の上で止まった。
そこで、腹部を曲げた。
産卵行動だと思う。

12:17
種名 モンキチョウ  (雌)
天気 快晴 軽風 気温  
鮮度   個体数 2 環境備考 日当たりのよい土手
観察事項 産卵

モンキチョウが草にとまった。
その草の葉表をひっかくように前脚をじたばたさせた。
葉が食草かどうか調べているように見える。
次に腹部を曲げ、葉裏に卵を産み付けた。

葉に止まると、すぐに腹部を曲げて、卵を産み付けることがある。
前脚を使って、葉を調べるような仕草をした後、腹部を曲げだし、その葉に卵を産み付けることもある。
どちらかというと、葉に止まると、すぐに腹部を曲げ出すことが多い。

ブログの「モンキチョウの産卵」に写真を掲載しました。
12:37
種名 クロコノマチョウ
天気 快晴 軽風 気温  
鮮度   個体数 1 環境備考 林縁の日の良く当たる草地
観察事項 その他

ツマグロヒョウモン(雄)が、クロコノマチョウを追いかけていた。
5、6m、クロコノマチョウは逃げ、落ちるように草の上に止まった。
草の上で、翅を開いたり、閉じたりしている。
草が揺れて、安定せず、静止できないようだ。それとも、翅を開いたのは、追いかけてきた相手(ツマグロヒョウモン)を威嚇しようとしたのだろうか。
数秒後、翅を閉じて、静止した。

強めの風が吹き、草がしなり、クロコノマチョウが草の茂みの中に落ちた。
翅を開いたり、閉じたりしながら、茎を登り始めた。
草の上に出ると、翅を閉じて、静止した。

ツマグロヒョウモンに追いかけられている、大きめの黒い蝶を見たとき、クロアゲハだと思いました。
飛び方も、翅が傷んだ、弱々しいクロアゲハのように見えました。
1、2秒、逃げている黒い蝶を見ていると、クロアゲハではなく、クロコノマチョウだとわかりました。

どのようにしてクロコノマチョウがツマグロヒョウモンに追いかけられる羽目になったかわかりません。
クロコノマチョウがたまたま飛び立ったところをツマグロヒョウモンに見つかったのでしょうか。

確認できた蝶(成虫) (12種)

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